2007年01月25日

酒林…








地方によって形の違い、呼び名は違いますが



酒林




酒蔵の軒先に吊してある物ですね


材質は杉の枝葉、写真の酒林は杉の枝葉を放射線状に束ね



丸く刈り込んだ物です


昔、今の様に情報機関がなかった頃に


蔵では新酒が出来たよと知らせる為に、青葉で造り


軒先に吊したと聞きます



一年の間には、徐々に色も変わり、葉も枯れて



ドライフラワーの出来上がり〜(^^)v



大将、これどうするの?棄てるのなら欲しいな…庄屋の想い出に



去年の暮れに、そう言ったお客さんがいました


彼はまだ若く、以前は鳶職をしていましたが


二年程前に、現場で落ちてしまい…下半身麻痺になり、車椅子での生活に


その後も、何かの時には遊びに来てくれました



そして、新しい職場に就職したとの事



パソコンを使った仕事、彼はパソコンは特別には出来ないが雇ってくれたと



きっと、出来るよ!



今日にも届けよう



ありがとう。



Posted by エリーのお父さん at 11:33│Comments(3)
この記事へのコメント
こんにちは♪

 子供の頃に、
 「この緑に色が変わるとね、お酒がもっともっと美味しくなるんだよ」
 と、教わったことがあります^-^
 この「酒林」を作ることも酒蔵さんの大切な仕事の一つだということも
 教わりました
 
 素敵な記念品ですね♪
 
Posted by えい☆ at 2007年01月25日 11:46
きゃ~(>_<)入力ミスです
「この緑が茶色に変わるとね」でした(^^ゞ
Posted by えい☆ at 2007年01月25日 18:20
えい☆ちゃん、言わなければ解らない間違いです(^_^)
そうですね、昔は冷蔵庫なんて無かったから
春になり気温が高くなってくると
お酒は巷には出回らなくなったみたい、蔵の奥の、外気の変化に左右されない場所に保存されたみたいです
冷おろし、ひやおろし、秋あがり等の言葉は
そんな状態で半年ぶりに、巷に出回る酒の意味ですね
当然、熟成されて美味しくなる酒、腐敗菌とか温度とかの影響で
駄目になってしまう酒もあったんでしょうね
人も一緒で、年を取っても
綺麗に枯れた人は…素敵ですね。
Posted by エリーのお父さん at 2007年01月25日 20:10
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

プロフィール
エリーのお父さん
エリーのお父さん
2006年の暮れまで浜松市中区葵東で【居酒屋庄屋】として皆様にはお世話になりました

その後は【厨房庄屋】として、浜松市北区細江町中川にある人工透析を主体とするクリニックの厨房で、患者さんと職員さんの為の
健康的にバランスの良い食事を賄って参りました

そして、2008年7月より…一般向けの宅配サービスも【庄屋フードサービス】として始めました

メールお待ちしてます
< 2025年04月 >
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人
カテゴリー
削除
酒林…
    コメント(3)